朝、車のエンジンが動かなくなったら

朝、車のエンジンが動かなくなったら!?


日本の自動車というのは本当に高性能ですから、こまめにメンテナンスをしていなくても、そう簡単に壊れて動かなくなるなんてことはありません。
しかしだからこそ、いざ自分の自動車が動かなくなったとき、対応方法がわからないという人も多いようです。

ここでは突然マイカーが動かなくなったときの原因や対処方法を考えて見ましょう

考えられる原因はなにか

もっとも多いのはバッテリー関連のトラブル

自動車のトラブルの代表であり、エンジンが動かないというケースの大半は、このバッテリートラブルということになります。

自動車には多種多様な電動機器が内蔵されており、高性能化が進むにしたがってその割合が増えています。

もはやガソリンを燃やして走るという単純な機械ではなくなった自動車にとって、電気系統のトラブルは、即自走不能という結果に結びついてしまうというわけなのです。

また、自分で間違った取り付け方をしてトラブルになる人もいます。

自動車のバッテリー等の誤った取り付けによる火災にご注意! – 国土交通省

まずは落ち着いて確認作業からはじめましょう

カギを回したり、セルボタン、スマートスタートボタンなど、自動車によってエンジン始動のシステムはさまざまですが、おそらくクラクションは全て同じ仕様になっているはずです。

トラブル状況の確認方法として、エンジン始動のアクションを行いながら、クラクションを鳴らしてみましょう。ここでクラクションが鳴らず、他の計器類も一切反応がないようであれば、ほぼ間違いなくバッテリーが上がっているということになります。

対処方法を知っておくことは重要なポイント

バッテリーが上がってしまった場合の対処方法 その1

ルームランプに消し忘れか、原因はさておき上がってしまったバッテリーをチャージできなければ、その自動車を自走させることはできません。
もっとも単純な対処方法はロードサービスであり、メジャーなところではJAFがあります。

AFに加盟しているのであれば、迷わず電話して対応してもらうようにしましょう。レッカー移動によって最寄りの自動車工場などに運んでくれます。
仮に加盟していなくても、有料で対応してくれるケースがほとんどですから、まずは連絡するのが確実な方法です。

任意保険などに、別途トラブル時のロードサービス対応オプションが付いている場合もあります。こちらも確認し、あれば活用しましょう。

バッテリーが上がってしまった場合の対処方法 その2

なんらかの理由でJAFなどのロードサービスが使えない場合でも、別の自動車を用意することができれば応急処置としてバッテリーチャージが可能です。

具体的にはブースターケーブル、あるいはジャンピングケーブルと呼ばれる専用器具を使って、バッテリーを充電する方法です。

健全な自動車のバッテリーとトラブル中の自動車のバッテリーをつなぎ、健全な自動車のエンジンをかけ続けることで、トラブル中の自動車のバッテリーを充電するわけですが、ケーブルのつなぎ方などには注意が必要です。

ただし、そもそも助けてくれる自動車がなければ、この方法を使うことはできません。

バッテリーについて詳しく知りたい方は、こちらも参考になります。

特集 クルマとバッテリー – 日本自動車工業会

そのほかのトラブルとその対処方法を考える

最初のトラブル確認でわかること

最初にエンジンスタート状態でクラクションを鳴らしてみたとき、インパネの計器類を含め、全てが無反応であればほぼ間違いなくバッテリー上がりです。
しかし、弱いながらも反応があったり、なんとかエンジンがかかる場合などもあります。ここではそうした中途半端な状態のときの対処方法を考えてみます。

エンジンがなんとかかかったとき

エンジンさえかかれば、仮にインパネの計器類が反応していなくても、その自動車は自走することができます。極端な話、アクセルとブレーキさえ効いていれば、近所の自動車修理工場やディーラーさんまで、マイカーを運ぶことはできるのです。

ただし、かかったとはいえそのバッテリーには何かしらのトラブルが発生している可能性が高いので、とにかくエンジンを切らないよう、注意する必要があります。

早晩に、そのバッテリーは寿命を迎えることが予想されますが、修理工場まで行ってしまえば、バッテリー交換で対応可能です。

エンジンがかからない以外は全て正常なとき

インパネの計器類はランプが点灯し、クラクションも鳴り、ウィンカーもヘッドライトも点灯するのに、なぜかエンジンがかからないといったレアケースでは、かなり深刻なトラブルが予想されます。

もはや廃車もありえるということになりますから、覚悟を決めて対応しましょう。

エンジンがかからない以上、自走は不可能なので、ロードサービスなりディーラーなりに相談することになります。が、廃車する場合は、無料で引き取ってくれる廃車買取り業者に依頼すればOKなので、とてもラクちんです。

いずれにせよ、車の命とも言える「エンジン」のトラブルは、細心の注意が必要です。