ストーカーされてるかもしれないときは

ストーカーされてるかもしれないときは!?


ストーカーとはストーキング、つまり「つきまとい」をする人のことを指します。

古くは著名人に対する「追っかけ」として認識されていたものが、暴力や嫌がらせをともなうことによって凶悪化していきました。
そして現代社会においては、たとえ一般人であったとしても、いつ標的とされるかわからない犯罪行為として、大きな社会問題となっているのです。

ストーカー行為とは その経緯や種類について

20世紀が終わるまで、日本ではストーキングに対する法規制がありませんでした。つまり既存の法律では「民事不介入」という壁に阻まれ、警察が取り締まりを行うことができなかったのです。

2000年に議員立法でストーカー規制法が制定されたことにより、警察は違法となるストーカー行為を取り締まることができるようになりました。

まだ歴史の浅いストーカー行為については、警察はもちろん、私たち一般人にとっても「どこまでがストーカー行為で、どこまではそうではないのか」という線引きが困難です。

ここでは、法律の定めるストーカー行為を確認することで、被害者(あるいは加害者)となりえる人が、その行為の違法性について冷静に判断する参考になればと考えます。

住居、勤務先、学校その他通常所在場所でのつきまとい、待ち伏せ、進路立ちふさがり、見張り、押しかけ、付近をみだりにうろつく

上記のような行為は全てストーカー行為とみなされる可能性があります。たとえば自宅周辺を徘徊し、対象者を監視するということは、まさに著名人に対する熱烈なファンの行動に近いものがあります。

対象者がこれに対して嫌悪感を抱くのであれば、こうした行為はストーカー行為とみなされるわけです。

詳しくはこちらの記事へ→隣人の騒音に我慢できないときは!?

監視している旨の告知等

自分が対象者を見張っていることを、その相手に知らせること自体、ストーカー行為となる可能性があります。
「いつも見ているよ」なんて一言が、状況によっては違法行為となるわけです。

監視していることを対象者に告げることで、どのような感情が対象者に生まれるかは考慮することができないのも、ストーカーの特徴のひとつといえます。

面会・交際・その他義務のないことを行うことの要求

ストーカー行為は往々にして、一方的な恋愛感情や妄想が原因となるケースが多くみられます。

そこには相手を思いやる、相手の気持ちを推し量るといった要素が欠如しているため、「一方的」になってしまうわけです。

ともすれば「猛烈なアタック」にも見えてしまうこれらの行為も、状況によってはストーカー行為となります。

著しく粗野な言動、著しく乱暴な言動

つきまといというよりも、嫌がらせ行為に近いものですが、これもストーカー行為とみなされる場合があります。

ストーカーには自分の一方的な感情が受け入れられないと、その感情を怨嗟へと変換する者がいます。

過去に交際関係にあり、のちにその関係が途切れたとき、受け入れられない心情が吐露するケースなどが考えらます。

無言電話、拒絶後の連続した架電、またはファックス・電子メール・インスタントメッセージ・SNS等の送信やブログ等への返信等

近年増加しているのが、WEBを介したストーカー行為です。特にSNS等にかかわるものは非常に多く、取り締まりも困難であるという問題があります。

世の中が便利になった反面、常にアクセスできる状況がこうした違法行為に利用されていることもまた事実なのでしょう。

汚物・動物の死体ほかの送付等

これはもはやストーカー行為というよりも、単なる嫌がらせと言えるかもしれません。エスカレートした違法行為が行き着く先には、こうした残忍で冷酷な行為があるわけです。

ここまでくれば、なんの疑問の余地もなく、警察に相談することでしょう。

名誉を害する事項の告知等

いくつかのストーカー事件において実際に見られた行為ですが、たとえば対象者を誹謗中傷するようなビラを撒いたりすることと、それを行うことを告知することはストーカー行為と認定されます。

まさに嫌がらせの域を超え、脅迫に近いものと考えられる違法行為です。

性的羞恥心を害する事項の告知等、性的羞恥心を害する文書、図画、電磁気的記録の媒体ほかの送付等、性的羞恥心を害する電磁気的記録ほかの送信

インターネットを使った行為が主となります。個人に対して行うことも、不特定多数に対して行うことも、違法行為です。
最近では、リベンジポルノなどの該当するのが上記のストーカー行為です。

まとめ

相手が知り合いだろうと赤の他人であろうと、上記のようなストーカー行為に遭遇したならば、迷わず警察に相談しましょう。
いずれ収まるだろうと考えていて自体がエスカレートすれば最悪は生命に危険が及ぶことを、多くの事件が教えてくれています。

自分以外、知り合いの誰かが関わる場合も同様です。一刻も早い対応を取りましょう。